大学院より

岐阜県にある変な大学院からお送りします

IAMAS生活-6

情報学基礎という導入科目が終わりました。

今年の内容は、加速度センサとProcessingを用いて作られたシステムを幼稚園の子ども達に実際に遊んでもらう、といった内容のものでした。

ただ事実を書き連ねるだけではただのレポートになるので冷静に自己分析します。

やった事

GWの休暇に入る前日に一回目の授業があった。

Processingを触った事の無い学生の為に簡単な導入講義があり、GW後の授業に向けてProcessingと加速度センサを用いたプログラムを制作する宿題が出された。

僕はこれを作った。

同級生のらひろくんの制御アイデアを丸パクリした。らひろくんごめんね。

その後にチーム分けが行われたり、

幼稚園に赴いて子ども達から遊びのインスパイアを受けたりした。

その後に2,3日の急ピッチでプラニングやコーディングを行い、

今週の火曜日と木曜日に幼稚園の子ども達に実際に僕たちの作ったシステムで遊んでもらって

金曜日に最終発表を行いフィナーレ。

僕としては怒涛の2週間のように思えた。

企画立案

私の割り当てられたチームはメディア表現基礎の例に漏れず、

芸術系2人と工学系僕1人の3人構成、

全員が全員ワークショップ慣れしていないアンバランスなチーム。

いや、アンバランスになるのは17期生のメンバー構成からして自明だが、アンバランスさを上手く活かして制作をしていたチームもあって大層羨ましかった。

企画立案は非常に難航した。先生方の「イイネ」を貰うといった意味でのスタートダッシュから完全に出遅れてしまい、他のチームがプロトタイプを作る中、私たちはひたすら構想を練っていた。

"情報学基礎"でチームに工学系が僕しか居ない以上、僕がシステム制作を担うのもまた自明だった。

そのために僕は早くプロトタイピングをしたいのにチームメンバが長時間をかけてシステムのタイトルに悩んでいる事に苛立ちを感じている自分もいた。

システムのタイトルは制作の方向性も左右するので大切なものだと分かってはいる、僕が積極的に議論の中心に入って決める事をしっかり決めていれば、もしかしたら全体のタイムラインが変わっていたかもしれないと思うと後悔の念が残った。

子ども達の求めている遊び

火曜日の幼稚園でのワークショップ後の反省会で多く出た意見があった、

「子ども達は複雑な制御方法には対応できず飽きてしまう。シンプルな動作で分かり易い効果を得られる方がウケる。」

といった要約の内容。

火曜日のワークショップをこなすまでは僕たちのチームも含めてそこを分かっていない学生が多く苦戦したチームもあった印象。

油断

そんな僕たちはというと、1回目のワークショップはそこそこイイ感じだった。ワークショップ後の反省会でも先生の一人から「前日のコードレビューからよく持ち直した」と高評価だった(と思う)。

後述に繋がる話だが、2回目のワークショップではイマイチ盛り上がりに欠ける結果となった。

僕たちも持ち直せた事は実感していて、そこから「次もこんな感じでいこう!」、「次はこういう感じに拡張すると良いんじゃない!」といった、子ども達の面白さではなく自分たちの安易な想像の中での面白さを追求してしまったのが木曜日のワークショップで盛り上がりに欠けた原因だと思う。

結果

ヤリキレナイ気持ち。

今日、正確には昨日の学内成果発表を終えて僕としては不完全燃焼感が残った。

この実習で完全分業には至っていないが、システム構築は完全に僕の仕事としてチームメンバのタスクからは切り離されていた。

最終的に発表したシステムも企画書さえあれば1時間でコーディングアンドデバッグを終わらせられるようなコードだったし、

おそらくメンバ全員が楽しいプログラムを実施する事ができた気持ちにはなれていない。

反省したい

もしかしたら技術者としてのプライドがあったのかもしれない。この小宇宙では恥を書かないと成長できない。ひしひしと感じる。

最初の1週間は芸術大学出身の二人に完全にプラニングを任せていた。僕は技術的に可能(だと思う)意見しか述べられないというマインドから、ある種空気を読みすぎていたのかもしれない。

せっかくのグループワーク、お互いの意見でバチバチ火花を散らせなければならないと思った。

来週から1週間は最後の導入科目である所のモチーフワーク後半が実施される。嫌われる覚悟で、笑われる覚悟で自分の意見を主張していかなければ多分一生この学校でそれを出来なかった事を後悔すると思う。

チームメンバの為にも、ほんの一部分で良いのでプログラムを他の人に任せる事ができれば良かったかもしれない。17期生の中で唯一の情報系出身というプライドは間違いなく持っていた。自分が書かなきゃ良いプログラムは完成させられないと思っていた節もある、完全にチームメンバを信頼できていなかった。

しかしこの授業の目的は、書いて文字の如く「情報学の基礎を学ぶ」事、メンバを信頼してお互いが成長していかなければならなかった。

締め

前から思っていたが、この大学院でストレートで卒業できるのかかなり不安になっている。

精一杯やってダメならダメで、両親に土下座してもう一年恥をかいていくような覚悟も必要かもしれない。

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