大学院より

岐阜県にある変な大学院からお送りします

ライフログ002

所属しているNxPC.Labってプロジェクトの新入生主催イベントでDJをした。

反省

イベントを通してそんなに盛り上がらなかった。終始お客さんがフロア真ん中より後ろに固まってしまっていたので、やはりNxPCメンバで積極的にフロアの前の方に立って、お客さんが盛り上がれる環境を作らなければならないと思った。

僕のセットリストにも反省点はある。

最初のIAMAS非公認校歌と大垣ッズの曲は知らない人も多い事を知った。みんなが知っている前提があってこそ成立するネタ選曲だったので危ない橋だったと思う。

その後のクラブミュージック->インターネットミュージックの辺りは中々良い流れだったと思う。ただそこからスキマスイッチに強引に流れを変えてしまったのは良く無かった。反省。

学び

僕がクラブカルチャーに浸かっていた人間だったのに対し、今回とても多くの場面で助けてくれた、PAのプロの岸本くんや、バンドマンの荏原くん、偉大な先輩の大和さんがライブハウス文化の人間だった。転換にかける時間の事や、開場と開演に関する認識の齟齬があって大変だったが少し面白かった。

まとめ

再現録りました。

www.mixcloud.com

To Be Announcedなのですが7月にもNxPC.Liveあります。僕もDJ or 何かパフォーマンスします。いごヨロシク。

ライフログ

ちょっとログ。

 

先週

モチーフワークの最終課題をやっていた。授業担当が芸術の先生だったので最後の課題も芸術作品の製作だった。

先生方からも言われたが、情報学基礎の課題では「グループの議論が回らない時の自分の立ち回りの大切さ」を学べたし、メディア表現基礎,モチーフワーク後半のグループでは「自分の中での芸術の基準」とか「コンセプトの詰め方」を多少なりとも学べたので良い経験だったと思う。

最後の期間は3日連続で研究スペースのソファで寝た。4日ぶりに家の布団で寝た時は不意に泣きそうになった。

今週

プロジェクト(研究室みたいなやつ)の説明会と担当教員先生との研究のための面談とかあった。

IAMASのプロジェクトは基本的に希望したところに入れる。何年か周期でプロジェクト名も構成員も刷新されるっぽい。研究室としてのテーマを柔軟に変えて時代に対応できるのはこの学校の強みだと思う。

僕は体験拡張環境プロジェクトというプロジェクトに履修登録をした。さっきプロジェクトのメーリングリストに登録されたっぽい。月曜日が最初のミーティングなので、それまでに論文を読んだり使いそうな技術に触れておきたい。

担当教員先生との面談は「今の研究計画では不十分」、「研究とはそもそも何なのか分かっていない」、「先行研究を調べろ」、「論文を読め」、まあこんな感じだった。僕自身研究計画の不十分さや、そもそも自分の研究計画に自信を持っていない事を自覚していたので残念でも無く当然ではあるが。

そもそもIAMASでの研究では問題意識から入り、それをどう解決するかを主軸に置いて研究を行うのが大前提である。コンセプトを考える力が弱い僕にとっては厳しい環境だが、ここが踏ん張りどころと思って、しっかりと自分が本当にやりたい事を思索したい。

とりあえずスペキュラティブデザインをアマゾンで注文した。

 

スペキュラティヴ・デザイン 問題解決から、問題提起へ。?未来を思索するためにデザインができること

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目標

考える力を身につける。


LAN LAN 迷宮(ラビリンス) - 大垣ッズ

問題児として生きていく

こんばんは。

この週末はモチーフワーク後半の最終課題に取り組んでいます。

結局メディア表現基礎と同じグループ分けで、メディア表現基礎と同じ雰囲気で芸術作品を作っています。今回は自分の立ち位置を確立できそうなので少しだけ気が楽です。

そんな感じで来週の中頃で導入科目が終わり、入学から2ヶ月経ちます。

とにかく密度の高い2ヶ月間でした。体感時間としてはもう半年くらいIAMASに居るような感覚です。

人生で一番楽しい2ヶ月間だったかもしれません。時々不意に、何も考えずに作りたい物を作って、オタク達とアホな事やってた前の学校が恋しくなる時がありますが。

この2ヶ月で感じた事を書いていこうと思います。

アート系の人はとにかく考える

入学前、僕はある種アートを舐めている部分があったかもしれない。

「意味分からん造形物作って偉い人に褒められれば現代アートなんやろ笑」みたいな。

でもその考えは入学2週目くらいで改めた。

大前提として「どんなに美しい造形物/映像でもコンセプトが無ければ芸術じゃない」という事を知った。

そして芸術を作るために芸術系出身の学生はとにかく考える。社会的な事象に造詣が深く、哲学書を沢山読み、全員が全員自分の思想を持っている。

僕は今まで何も考えずに作りたいものを作ってきた。自分の思考力の無さに事あるごとに嫌気が差す。

とにかく、修士研究を始めるまでに何か自分なりの思想や問題意識を持ちたい。

そんな思想家たちに情報工学は舐められがち

つい本日の話。モチーフワーク最終課題を作るためにブレーンストーミングをしていた。前に書いたアート系出身3人,情報屋僕1人のチーム。

アートの人「2017年の中学生男子の将来の夢ランキング1位はITエンジニアなんだって!」

アートの人「でもそれってかなりインターネットに毒されてるよね!本当にそんな職業に就きたいのかな?」

アートの人「まあインターネットに操られるって怖いね〜」

入学してから度々思う事がある。アート系の彼らはインターネットにクリティカルな立場を取りがち。インターネットを怖いものだと思い、現代人はインターネットに操られていると主張する人が多い。実際のところはどうなのかなんて僕には分からないけれど。

でも別にパソコンいじりが好きでプログラミングも好きだからITエンジニアを目指したって良いじゃない。

先生とのコミュニケーションは重要

アート系の文脈の学生は工学系の人たちとは先生方との接し方が明らかに違う。

これはIAMASに限った事かもしれないが、IAMASには研究室が無い。何が言いたいかというと、学位論文の主査を選ぶ事ができる。

IAMASの学生達は早い内から色んな先生方と会話し、自分から面談に行ったり修士研究の相談などをしている。

正直、工学系の先生方は芸術系の先生方より話しづらい。僕のマインドの影響もあると思うが。

僕自身コミュニケーションが得意では無いし、今のM1の中では明らかに出遅れているだろう。

じゃあどうやって生きていくの

僕はM1の中では相当な問題児に分類されるだろう。プレゼンで緊張して喋れないわコンセプチュアルな思考力も低い、思想に関しても今までの読書量の積み重ねが圧倒的に他の同期より少ない。

生き延びる余地があるとすれば、問題児である事を自覚してプライドなんて捨てて色んなものを吸収していきたい。

IAMAS生活-6

情報学基礎という導入科目が終わりました。

今年の内容は、加速度センサとProcessingを用いて作られたシステムを幼稚園の子ども達に実際に遊んでもらう、といった内容のものでした。

ただ事実を書き連ねるだけではただのレポートになるので冷静に自己分析します。

やった事

GWの休暇に入る前日に一回目の授業があった。

Processingを触った事の無い学生の為に簡単な導入講義があり、GW後の授業に向けてProcessingと加速度センサを用いたプログラムを制作する宿題が出された。

僕はこれを作った。

同級生のらひろくんの制御アイデアを丸パクリした。らひろくんごめんね。

その後にチーム分けが行われたり、

幼稚園に赴いて子ども達から遊びのインスパイアを受けたりした。

その後に2,3日の急ピッチでプラニングやコーディングを行い、

今週の火曜日と木曜日に幼稚園の子ども達に実際に僕たちの作ったシステムで遊んでもらって

金曜日に最終発表を行いフィナーレ。

僕としては怒涛の2週間のように思えた。

企画立案

私の割り当てられたチームはメディア表現基礎の例に漏れず、

芸術系2人と工学系僕1人の3人構成、

全員が全員ワークショップ慣れしていないアンバランスなチーム。

いや、アンバランスになるのは17期生のメンバー構成からして自明だが、アンバランスさを上手く活かして制作をしていたチームもあって大層羨ましかった。

企画立案は非常に難航した。先生方の「イイネ」を貰うといった意味でのスタートダッシュから完全に出遅れてしまい、他のチームがプロトタイプを作る中、私たちはひたすら構想を練っていた。

"情報学基礎"でチームに工学系が僕しか居ない以上、僕がシステム制作を担うのもまた自明だった。

そのために僕は早くプロトタイピングをしたいのにチームメンバが長時間をかけてシステムのタイトルに悩んでいる事に苛立ちを感じている自分もいた。

システムのタイトルは制作の方向性も左右するので大切なものだと分かってはいる、僕が積極的に議論の中心に入って決める事をしっかり決めていれば、もしかしたら全体のタイムラインが変わっていたかもしれないと思うと後悔の念が残った。

子ども達の求めている遊び

火曜日の幼稚園でのワークショップ後の反省会で多く出た意見があった、

「子ども達は複雑な制御方法には対応できず飽きてしまう。シンプルな動作で分かり易い効果を得られる方がウケる。」

といった要約の内容。

火曜日のワークショップをこなすまでは僕たちのチームも含めてそこを分かっていない学生が多く苦戦したチームもあった印象。

油断

そんな僕たちはというと、1回目のワークショップはそこそこイイ感じだった。ワークショップ後の反省会でも先生の一人から「前日のコードレビューからよく持ち直した」と高評価だった(と思う)。

後述に繋がる話だが、2回目のワークショップではイマイチ盛り上がりに欠ける結果となった。

僕たちも持ち直せた事は実感していて、そこから「次もこんな感じでいこう!」、「次はこういう感じに拡張すると良いんじゃない!」といった、子ども達の面白さではなく自分たちの安易な想像の中での面白さを追求してしまったのが木曜日のワークショップで盛り上がりに欠けた原因だと思う。

結果

ヤリキレナイ気持ち。

今日、正確には昨日の学内成果発表を終えて僕としては不完全燃焼感が残った。

この実習で完全分業には至っていないが、システム構築は完全に僕の仕事としてチームメンバのタスクからは切り離されていた。

最終的に発表したシステムも企画書さえあれば1時間でコーディングアンドデバッグを終わらせられるようなコードだったし、

おそらくメンバ全員が楽しいプログラムを実施する事ができた気持ちにはなれていない。

反省したい

もしかしたら技術者としてのプライドがあったのかもしれない。この小宇宙では恥を書かないと成長できない。ひしひしと感じる。

最初の1週間は芸術大学出身の二人に完全にプラニングを任せていた。僕は技術的に可能(だと思う)意見しか述べられないというマインドから、ある種空気を読みすぎていたのかもしれない。

せっかくのグループワーク、お互いの意見でバチバチ火花を散らせなければならないと思った。

来週から1週間は最後の導入科目である所のモチーフワーク後半が実施される。嫌われる覚悟で、笑われる覚悟で自分の意見を主張していかなければ多分一生この学校でそれを出来なかった事を後悔すると思う。

チームメンバの為にも、ほんの一部分で良いのでプログラムを他の人に任せる事ができれば良かったかもしれない。17期生の中で唯一の情報系出身というプライドは間違いなく持っていた。自分が書かなきゃ良いプログラムは完成させられないと思っていた節もある、完全にチームメンバを信頼できていなかった。

しかしこの授業の目的は、書いて文字の如く「情報学の基礎を学ぶ」事、メンバを信頼してお互いが成長していかなければならなかった。

締め

前から思っていたが、この大学院でストレートで卒業できるのかかなり不安になっている。

精一杯やってダメならダメで、両親に土下座してもう一年恥をかいていくような覚悟も必要かもしれない。

www.youtube.com

IAMAS生活-5

この1週間は導入科目の一つである「メディア表現基礎」での制作に取り組んでいた。

先週終わったモチーフワーク前半については前記のブログポストを読んでもらえるとありがたい。

nasustim.hatenablog.com

nasustim.hatenablog.com

 

さて、今週ブログポストが滞っていたのはそのメディア表現基礎の課題制作に追われていたからである。このブログポストではメディア表現基礎について振り返っていこうと思う。

概要を記す前に、どの科目も何年かの周期で科目担当の先生が変わるらしい。だから数年後にIAMAS受験を考えている人がこの投稿を読んだとしてもあまり参考にはならないかもしれないので承知の上で読んでほしい。

 

今年のメディア表現基礎は赤羽先生と桑久保先生の担当で、主に全体を取り仕切っていたのは桑久保先生だった。

http://www.iamas.ac.jp/people

そこに展覧会エンジニア(?)をやっておられる講師2人が参加してワークショップが開催された。

最初にプロジェクタの設営についての座学を行い、そこからチームに別れて実際にプロジェクタの設営を行った。

私のチームは、アート系出身の同期3人+工学系出身の私1人というチーム編成。今年の1年生は先輩のクラスと比較しても芸術のバックグラウンドを持つ学生が大多数を占めており、どこのチームもそんな感じで少しアンバランスだった。

プロジェクタの設営が終わると桑久保先生のプレゼンで過去にプロのアーティストがプロジェクタを使ってどんな作品を作ってきたかが紹介された。その後に、「紹介された作品を模倣する」といった課題が出され各チームが所謂パクりを制作、その後発表を行い講評を頂いた。

前の日に、最終的に金曜日には学内で展覧会を開催し教職員やM2の方たちに講評を頂く事が発表されており、2日目の火曜日には展覧会に向けてどのような作品を制作するかの構想発表を行い、その後は金曜午後からの展覧会に向けて制作活動を続けた。

火曜日、水曜日、木曜日はイアマスのロフトと呼ばれる学生用のスペースに泊まった。枕さえあればどこでも寝られる事が分かった。

www.iamas.ac.jp

まとめ

まあ制作を進めていく上で色々大変な事はあった。私自身アートに全く触れた事がなく制作の上でのベターな解が分からない部分が多かったので作品そのものの制作には余り関わる事が出来なかった。ただそういうマインドだったからこそ喧嘩の発端になるような気持ちになる事なくただ学びを得る事が出来たのは良かったと思う。

また制作への向き合い方も非常に考えさせられた。講評の時に述べた発言のサンプリングだが、私自身情報系の学科に4年間居て「目的の機能を如何に楽をして制作するか」という考えでものづくりをしてきた。しかし芸術大学から来た人たちはというと「時間の許す限り、制作と改善に励んでベストな作品を制作する」というスタンスでモノを作っている。完成度へのストイックさが私とは全然違う事が分かった。今回はその考えにできる限り私もついて行った、そして結果としてベストな作品が出来上がったと思う。そういう意味では凄く良い刺激を与えられたし今後の研究や制作にも活かしていきたい考え方だった。

チームの制作にあまり貢献できずブルーになってた気持ちやら、お金が無かった事実やら色々あって展覧会撤収後の打ち上げには参加しなかった。後々に参加した同期から、桑久保先生が「日比野くんは自分だけがみんなと違うって思いがちだけど、みんながみんな違うんだよね」というニュアンスの事を語っていた事を教えてもらった。確かにそう思っているし、みんなと違っているのは大学時代の専攻だけではなく他にも色々な要素があってそういう考えに至っているのでまだまだ考えを改められないけれど、入学式で三輪学長が仰っていた「IAMASは小宇宙」という言葉を思い出した。この多様性が認められる環境でもっと自由に生きていきたいと思った。

IAMAS生活-4

今日はプロジェクト技術演習という授業の初日だった。

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IAMAS生活-3

モチーフワークの前半が終わった。最終日は学生一人一人の作ったウォールの前で学生が5分を目安に口頭発表し先生方の質問時間が5分間設けられているといった形式。

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